【大会】小布施見にマラソン2023 エイド・仮装・コース・応援・景色、どれも大満足!

小布施見にマラソン_スタート マラソン

7月の中頃、3連休に行われる長野県小布施町のハーフマラソン大会で、最初のエントリーは12月頃、先着順です。「見に」とは小布施町を見て感じるで、ご当地感あふれる大会です。

種目はハーフマラソン。マラソンといいつつも、制限時間が ハーフで5時間!!。だから、走っても歩いてもゴールできます。走る以外の楽しみが多いので、初心者・ベテラン・個人・グループ、どれでも楽しめると思います。

ちなみに、2023年は、WBGT指数が28℃を超えたので、途中から「走行禁止」となりました。とは言っても、歩行は可能ですので、ゴールまで歩いて行きます。もちろんエイドステーションはそのまま開設されているので、「食べて・飲んで・歩いてゴール!」みたいな感じです。とても不思議な体験となりました。

備忘録的なこともあり、とても長い記事となりました。
目次より、興味を持たれた部分をお読みくださいね。

※この記事の情報は2023年7月16日開催の第20回大会の情報です。

1. バリエーション豊かなエイド

参加者に送付される「参加のご案内」のパンフレットによると、給水所が15か所、おもてなしエイド(食べ物系)が11か所ジェラード・アイスが2か所塩サプリが3か所フラッペ氷袋が1か所です。

小布施見にマラソン_参加のご案内_エイドマップ


この大会はハーフなので、ちょっと走るとすぐにエイドがあります。特に後半、1キロごとに給水系がある感じです。
私は、ゴール3時間目標のGブロックスタート(スタートブロックはA~I)で超後半スタートでしたが、どのエイドでも、飲み物や食べ物はちゃんとありましたよ。

スタート前にはポカリスエットとバナナが提供されています。

給水系は水とポカリスエットが基本です。
氷入りと氷なしがあり、4種類が提供されています。氷入りは、飲料を飲んだあと、手に氷を握って走りました。そうすると少し暑さがマシになったような気がします。

他には、4キロ地点のおぶせ牛乳と16キロ地点のお抹茶(野点)です。暑いさなかに熱いお抹茶?とも思いましたが、実際にお抹茶を飲んでみると、のどが「きゅっ」としまる感じでとっても良かったです。もちろん、落雁もありましたよ。

食べ物系のメニューは順不同ですが、最中ではさんだジェラード・野沢菜・ブルーベリー・冷凍?クレープ・ミニトマト・カロリーメイトのゼリーアップル味・アイスバー(パルムやあずきバー)などなど。

すべて食べたわけではありませんが、とにかくお腹がいっぱいになります。
ちなみにこの日、夕食まで何も食べませんでした。
もちろん、私設エイドもあり、あめや塩サプリなど、提供してくださる方もいます。

2. 見るのも楽しい仮装

小布施見にマラソンといえば、公式に仮装が認められているマラソン大会です。
その仮装に対しての「ベスト・コスチューム賞」、ほかには「大波賞(最多参加者人数の団体)、「団体賞(10名以上で参加したグループ)」があり、ゴール後にはステージ上で表彰式もあります。

小布施見にマラソン_表彰式

仮装は、自分自身を仮装するだけではなく、造形物と一緒に走る方、趣向を凝らしたパフォーマンス集団の方がいたりします。
ランナーは出身地のゼッケンを背中に付ける(任意)のですが、その出身地のご当地の仮装をした方がいたり・・・。

面白かったのは、3キロ過ぎで見かけた静岡県の方々です。
NHK大河ドラマ「どうする家康」にちなんで、大勢で家康御一行様の仮装をされていました。時代の衣装と旗を持って、走って?歩いて?いました。
そうすると、「もうすぐ本能寺だね~」と岐阜県のゼッケンを付けた方から、声をかけられているのを目撃し、クスッと笑ってしまいました。ちなみに、翌週の7月23日、大河ドラマでも「本能寺の変」が放映されていました。
こちらの方々、ベストコスチューム賞を受賞されていました。

普通のマラソン大会ではランナー同士が会話することはほとんどないと思いますが、小布施見にマラソンではあるのです。

この大会に参加する方は、ぜひ、少しだけでも仮装に挑戦してみてくださいね。
私も少しデコレーションして出場しましたので、知らない方に声をかけていただきました。とてもうれしかったのと、大会を盛り上げる一員になれた気がしました。

詳しくは、公式サイトの「大会記録・各賞」を見てくださいね。受賞された方々の写真が載っています。

3. 応援のパワー

演奏は22か所。オカリナ演奏や、コーラス、バンド演奏など、いろんな場所で応援してくださいます。

音楽をスピーカーで流してくださる方、「暑いよね~。ひまわりには、お水が必要だよねー。」と、ひまわりの仮装したランナーに声をかけながら、自宅庭のホーズから水をまいてくださる方、家の前に家族3世代総出で応援してくださる方、などなど。

本当にありがたく、パワーになります!

4. 車道、農道、私道、いろいろあります

細い道も多いです。混雑で走りにくい部分もありますが、建物で日陰ができたり、応援してくださる方との距離が近かったり、良い部分もあります。

小布施見にマラソン_果樹園

コース前半は、ゆるい上りが続きます。
私はこのゆるい上りが、暑さとあいまって、めげてしまい、歩きました。
別々に走っていた家族は、「ゆる~い上りは前半だけだと知っていたので、なんとか頑張った」と言っていました。

なんと!くやしい・・。
私もちゃんとコースの高低図を見ておけばよかったと反省。

5. 山・フルーツ畑・河川敷・いろいろな景色

下の写真は、2キロ~3キロ地点の「田んぼのあぜ道」です。
田んぼのあぜ道をランナーが、1、2列になって、順番に走っているところです。ちょうど太い道から細い道(田んぼのあぜ道)へ進むところで、混雑していました。

山景色とあいまって、キレイ!と思って写真を撮りました。
今見ても、いい感じだなぁと思います。

小布施見にマラソン_山沿いラン風景

6. WBGT指数が28℃超えで、走行中止

「参加のご案内」のパンフレットの中に「WBGT指数が28℃を超える場合、これ以上の走行は危険と判断し、歩いてフィニッシュを目指していただきます」という記載がありました。

実際の気温はというと、気象庁過去の気象データ検索では、こんな感じです。
長野 6時:23.3℃、9時:28.4℃、11時:32.0℃

ということで、私自身、16キロ地点、千曲川の堤防あたりで、「走行中止」のアナウンスがありました。そこまでも走ったり、歩いたりの繰り返しだったので「これで正々堂々と歩ける!」と思ってしまいました。

ここから残り5キロ、食べ歩きになりました。すべてのエイドによって、飲んで食って・・です(笑)。が、これも、いい思い出になりました。

小布施見にマラソン_コース1

7. 開会式のウェーブ

ブロック整列の後、開会式が始まります。ここで、参加ランナー全員で「ウェーブ」をします。
毎年恒例だそうで、金哲彦さんの第一発声で、ウェーブがAブロックからスタートします。そして最終Iブロックまでたどり着いたら、そのまま逆回りでIからAへ順にウェーブを戻していきます。

このウェーブが続く間3分ぐらい?ずーっと「ウェーーーブ」という言葉を金さんやゲストランナーの方が発声しつづけます。声がかれそうで、とても大変そうでしたが、金さん達ゲストランナーの方の思いがとても伝わってきました。

小布施見にマラソン_開会式ウェーブ

8. 玄照寺で参拝

9キロ地点の手前、玄照寺周辺、本来のコースは左に曲がるのですが、右に進むと玄照寺を参拝できます。
多くのランナーは右に進んで参拝してから、本来のコースに戻るという感じでした。
少しくらいはコースを外れても、OKのようです。

小布施見にマラソン_玄照寺

9. 気球に乗れます

コース途中の18キロくらいの千曲川の河川敷に、気球が上がっていました。
この気球、並べば順番に乗せてくれるそうです。私は暑くてヘトヘトだったので、そのまま通過しました。
が、今思えば、やっぱり乗ればよかった!
この気球については「参加のご案内」に記載がなかったのですが、開会式で田村亮さんがサラッとお話されていました。

小布施見にマラソン_気球

10. ゴール後の広場

ここではスイカ、キュウリ、野沢菜、水、ポカリスエット、麦茶、お団子、有料ビール、などなど。
すでにエイドでお腹がいっぱいだったのですが、スイカを食べました。おいしかった!やっぱり汗をかいた後にはスイカ!ですね。

そうそう、有料ビールもあります。ゴールしてすぐにビールという方は、ポケットにお金をいれて走ってくださいね。

11. 温泉に行くには?

マラソンゴール後、そのまま温泉に行くには2つの方法があります。
①ゴール会場から、シャトルバス(無料)に乗っていく。
②ゴール会場から、町内周遊バス「おぶせロマン号(500円/日)」に乗っていく。

小布施見にマラソン_参加のご案内_温泉施設案内

①「参加のご案内」に記載があり、ゴール会場から、シャトルバス(無料)に乗っていく方法です。
温泉施設は2か所で、「小布施温泉 あけびの湯」と「須坂温泉 古城荘」です。

実際にシャトルバス乗り場に行ったところ、ボランティアの方が以下の内容を案内されていました。
 ・シャトルバスは2?台
 ・シャトルバスに乗りたい人は1列に並ぶ。行き先別に並ぶのではないので、どちらの温泉シャトルバスに乗れるのかはわからない
 ・時刻発車ではなく、バスが戻ってきたら、乗って発車する

実際にこの温泉施設へ行っていないので詳細はわかりませんが、帰りは自力で帰ることになると思うので、どうやって帰るのか事前に調べておくといいと思います。温泉施設から最寄り駅までの手段と時刻。バスも電車も本数は多くないと思います。

②町内周遊バス「おぶせロマン号(500円/日)」に乗っていく方法です。
「おぶせ温泉」駅で降りると「小布施温泉 あけびの湯」と「おぶせ温泉 穴観音の湯」があります。
どちらの温泉にするか、事前に温泉施設の公式HPを見て決めておくといいかなと思います。

こちらも、帰りのバスの時刻表を確認しておくといいと思います。「おぶせロマン号」は、30分に1本(2便体制の場合)。運航にはお昼休みがあり、12時台は要注意です。タクシーは、台数が少ないので呼んでも来ないと話されている方もいましたよ。

私は11時頃、①のゴール会場のシャトルバス(無料)乗り場に行きました。
そこにはすでに、20人ぐらいの方が並んでいたので、シャトルバスはあきらめました。そこから少し移動して②「おぶせロマン号」のバス乗り場に行き、500円の切符を購入して、温泉に行きました。

行った温泉は「おぶせ温泉 穴観音の湯」です。入浴料は650円(ランナー割引後)。温泉施設でのタオルは有料ですが、フィニッシャーズタオル(75×125)を持っていたので、レンタルはしませんでした。
この温泉、私にはお湯が熱めでした。なので、ゆっくりお湯に浸かるという事はできなかったんですが、とてもさっぱりした気分になりました。ちなみに、地元の方も入浴されていましたよ。

また、バス到着で受付や脱衣所は少し混みますが、回転がいいようで、思ったほど混雑はしていなかったように思います。

小布施見にマラソン_おぶせ温泉穴観音の湯


とても長い記事となりましたが、ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

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この記事は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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