マラソン大会当日の天気予報が雨の場合、どんな格好・どんな準備をすればいいのか迷いますよね?
初心者ランナーの管理人が、福岡マラソン2022・京都マラソン2023に参加して、実際に感じたこと、行った準備を中心にご紹介します。
同じ雨の予想でも「雨が途中で上がる」のか「一日中降り続く」のかなどの状況によっても変わります。もちろん、開催の季節(秋・冬・春)にもよります。そのあたりも考慮して準備をしてくださいね。
また、レインコートやポンチョは、ゼッケンが見えるように「透明・半透明」の商品を着用してくださいね。大会の案内には、そのような事が書かれている場合が多いです。
初心者の方・完走が目標の方・目標タイム5時間台の方の参考となれば、とてもうれしいです。
1.速乾性(ポリエステルなど)のウェアを着る
速乾性のウェアをおススメするのは、雨や汗を乾かしたいからです。
ウェアがぬれたままだと、走っていても、冷えて寒く感じます。
寒いので走るスピードを上げようとしても、初心者ランナーは、しんどくて思うようにスピードを上げられません。というか、悲しくもそのスピードが続きません!
また、寒いとトイレに行きたくなります。
何回もトイレに行ったり、トイレに並んだりすると、関門時間に間に合わなくなったりします。
実際に私が参加した福岡マラソンでは、途中から小雨が降ってきました。
※福岡 9時頃 気温21.1度、降水0.0ミリ、風2.2メートル(気象庁の過去の気象データ検索より)
このような状況でも、ぬれたウェアは冷えてきました。
しかも、この冷えにより、私はお腹が痛くなりそうな予兆を感じました。
これ以降、給食(エイド)のドリンク以外は、すべてパスするハメになりました。
2.「カッパ(レインコート)」 or 「ポンチョ」 or 「簡易ポンチョ」 を着る
ズバリ!途中でぬぐなら、カッパです!
2-1.カッパ(レインコート)
カッパは、前ボタンがあって、前開きで簡単に脱げます。
また、前ボタンを1つ外して、カッパ内に風を通すことができます。
2-2.ポンチョ
ポンチョは前が開かないので、両手を上げて、ばんざいスタイルで脱ぎます。
脱ぐ時間帯にもよりますが、レース中盤以降だと余力が残っていなくて、けっこう地味にめんどうです。
2-3.簡易ポンチョ
簡易ポンチョとは、透明の大きいゴミ袋のようなものに、3か所穴をあけたものです。
アシックスで販売されているポンチョと同じ仕組みです。
袖がないので、雨にはぬれます。
でも、小雨なら、これでいいのかもしれません。
ちなみに、京都マラソンでは、大会前日のランナー受付で受け取る物の中に「簡易ポンチョ」が入っていました。
2-4.京都マラソン2023での選択
京都マラソンは、スタート前から雨が降っていました。
天気予報では、午後から雨があがる予想だったので、脱ぎやすいカッパを着ました。
雨は降ったりやんだり。
15キロあたり、雨があがった状態が続いていたので、カッパを脱ぎました。
コース脇で大きなゴミ袋を持っていた、大会ボランティアの方へカッパを渡して、カッパの処分をお願いしました。
私が実際に着用したのは、
コンプレッションウェア + ポリエステルのTシャツ + 簡易ポンチョ + カッパ
このスタイルでスタート。
途中15キロでカッパをだけ脱ぎ、そのまま簡易ポンチョで走り続けました。
ですが、途中でまた雨が降り始め、風もありで、簡易ポンチョだけでは、寒くも感じた時もありました。
※京都 13時頃 気温14.3度、降水0.0ミリ、風4.1メートル(気象庁の過去の気象データ検索より)
そして、そのまま簡易ポンチョで、ゴールしました。
改善点をあげるとすれば、走っていると風でカッパのフードが脱げてくるので、
フードが少しすぼむようにフードに細工をして、紐を通しておくといいかも・・・と思いました。
3.その他のオススメ準備
3-1.防水スプレーを帽子・手袋などの小物にかける
雨の日のマラソン、雨が少しでも浸み込まないように、越したことはありません。
そういう意味で、防水スプレーを帽子・手袋・シューズなどにかけるのは、いいかもしれません。
3-2.寒い雨の日は、すべての着替え・大きなゴミ袋を持っていく
雨の日は、上から下までぬれることが多いです。
すべてを着替えるつもりで、準備しましょう。
靴も持って行ってくださいね。
ランニングシューズは通気性がいいので、シューズの中もぬれます。
完走後は免疫もかなり落ちていますし、冷えにより風邪もひきやすいです。
ぬいだウェア類は、ゴミ袋に片っ端からいれていくと便利です。
下着・靴下・帽子・ウエア・ウエストポーチ・・・。
ただ、シューズだけは、別の袋にいれましょうね!
本当はもう少し、小分けにしたいのですが、ゴール後は、本当に余力がありません。
できるだけ簡単に、処理できるようにするのが、オススメです。
3-3.雨対策で防寒対策にもなること
防災グッズのアルミブランケットをはおる。
京都マラソンでは、スタートする直前まで、防災グッズのアルミブランケットをはおっている人がいました。
走るのには邪魔になるのでスタート直前に脱いでいましたが、京都マラソンではスタート地点の直前にはゴミ箱もあって、きちんと処分することもできます。
ちなみに、防寒対策の話になりますが、京都マラソンでは、「防寒衣類回収」があります。
スタート地点の直前に回収場所のボックスがあり、そこへ入れるとリユース・リサイクルしてくれます。
不要なセーターやジャンパーを普段からとっておくと、いいかもしれませんね。
4.まとめ
- 天気予報は雨だし、何を着よう?・・と迷っている方は、速乾性のウェアをオススメします
- 気温・降雨量・風にもよりますが、迷っている方は、カッパをオススメします
- 防水スプレーがあれば、防水スプレーを帽子・手袋・シューズなどの小物類にかけましょう
- 寒い雨の日は、すべての着替えや靴・大きなゴミ袋を持っていきましょう
- 防寒対策にもなる防災グッズのアルミブランケットをはおるのもいいですね
何を選択するか、どの時点で脱ぐか、ホントに判断が難しいと思います。
最終決定は、レース直前の天気予報の気温・降水量・風などを考慮して、対策をしてくださいね。
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この記事は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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